ずぼん "There is no..."(訳)






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I translated an amazing NxR fanfic(or slash?)!
The original is here and here.
You should read! This is amazing!
I respect the origin novel, and author.
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 「とても…おかしい、そうです。言いたいのは、彼がこの…わたしたちに反逆する立場をとることなど、わたしは全く考えていなかったということです…父上、何故です?」


 「息子よ…お前はまだいくつか理解していないことがある。だがこれを知っておくことだ…お前の兄弟と同じことをする者は、誰であろうとその結果に直面するだろう。そして今、ますます、私はお前が出来る限りのエナジーを持ってくるだろうことを予想している。私はそれが必要になるだろう。私はまだ十分な強大さを備えてはいないのだ」


 わたしは玉座からずり落ちたまま、ゆっくりと眠りから覚めた。足元がふらつく。「愚かな…」わたしはきちんと座りなおしつつ呟いた。「何故私たちは…」夢の中の記憶はすでにあいまいになり始め、心の深みにまた沈みつつあった。わたしはあの記憶を―――忘れたかった。わたしは全てを忘れられることを強く願っていた、だがそれは不可能なことだということは明白だった。


 タン…タン…タン…


 私の鉤爪がわずかにひじかけの上をたたいた。


 「ナイツはいない」


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 「おい、リィ!」


 「…リアラだ…」


 「…何でもいいよ―――なあ、オレと少し飛びにこない?」


 「いや…わたしは忙しい…わたしには気にかけるべき重要な勤めがある」


 「…あ、そう。えー、じゃあ、そんときあっちで会おうな!」


 わたしは独り言を繰り返しながら寝室をうろうろした。わたしは自分の行いに対して、本当にうんざりしていた。わたしはイデアを集めることにひどく追われているわけでも、他のナイトメアンと交際する気分がないわけでもなかった。ワイズマン様はわざわざ心配もしないだろう(見たところ、あの方は何か重要な仕事をなさっているようであった)、また、わたしの退屈をふきとばしてくれるものは何もなかった。


 タンッ…タンッ…


 わたしは床にブーツのかかとを打ちつけた。わたしはナイトピアにいくのを断った、だから…


 「ナイツはいない…!」









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