ずぼん ナイリアまとめ






 ナイツとリアラは同じ創造主から生み出された双子の魔人。それまで生み出された魔人の中で最強ランクです。でも性格は正反対。ナイツは自由奔放で自分の感情に正直なんだけど、リアラは生真面目で計算高いから、素直に自分の気持ちを伝えられません。もちろんお父さんに甘えるのもナイツのほうが上手。泣いたり、わがままを言ったり、おねだりしたりしてお父さんを自分に釘付けにします。リアラだってナイツみたいに甘えればいいんだけど、いかんぜん真面目なものだからそういう方面には疎くて、上手くできない。最愛のお父さんを独占されてリアラはすごく不愉快に思います。


 ある日ナイツはお父さんの言いつけを破ってナイトピアに遊びに行きます。ナイトピアはナイトメアとは違ってキレイだし、楽しいし、面白い。ナイツはナイトピアにぞっこんになって、ナイトピア侵略を企むワイズマンに反感を抱くようになります。そしてワイズマンが侵略のために差し向けたナイトメアンをばっさばっさ倒していく。 リアラはナイツがお父さんの意思に逆らうようになってきたので、これはいいチャンスと思い、お父さんにナイツを監禁することを提案します。お父さんも自分の計画を阻害するナイツは邪魔。当然許可。晴れてリアラはお父さんを独り占めすることができました。


 けれども、ナイツは最強の魔人です。ビジターの助けもあって監禁は容易ではありません。すぐに抜け出してまた侵略の妨害をします。そこでリアラは何度もナイトピアに赴きナイツを拘束しなければなりません。ワイズマンもナイツがすぐに逃げ出して侵略を阻むのでまたリアラよりナイツのほうに集中してしまう。リアラはやっとお父さんがこっちを向いてくれたのに、やっぱりナイツを気にかけるので、ナイツに嫉妬心バリバリ。作戦はどんどん陰湿になっていきます…。


 ナイツのほうはリアラをどう思っているかというと、無関心のようでいて、実はすっごく惹かれています。自分と対で、姿はどことなく似ているのに、性格が対極にあるリアラは、ナイツにないものを持っています。たとえば物事を冷静に分析する眼とか、ルージュののりがよい唇だとか。磁石の陽極が陰極にひかれるようにナイツはリアラにめちゃくちゃ惹かれます。でもリアラはナイツよりもワイズマンのことで頭がいっぱい。いくら甘えても冷たく返されるだけ。リアラは甘え上手でお父さんにかわいがられるナイツに嫉妬しているから当然です。ナイツはリアラの注意を自分に向けようと、その障害となるワイズマンを消しにかかるのです!




 …というのが物語導入部です(全部妄想です)。ワイズマン消滅後のリアラはどうなるのでしょう。ほぼ廃人状態になってボロボロのナイトメアを漂流してたらいいな。ナイツはそんなリアラをすくいあげてナイトピアまでつれていってね。木陰の下で看病しろ。療養中のリアラにはときどきうわごとのように「マスター」って言ってほしい。それを聞いてナイツは哀しくなるんだ…。無抵抗のリアラに泣きながら暴行しちゃっても萌える(「泣きながら」が重要。ひどいことしてるのは自分のほうなのに、涙があふれるというのは最強です。ごめんなごめんなと謝りながらでもいい。私はナイツをどれだけ泣かせたら気がすむのだろう)。




 あっれー、これはナイリアっていうより ナイツ→リアラ→ワイズマンじゃないか!何が言いたかったというと、ナイリアの醍醐味は、お父さん命のリアラをナイツがなんとかして振り向かせることだと思います。それも好意をデレデレの態度で表現するんじゃなくて、泣いたり、叫んだり、刺したり、殴ったりとかいう行為で表してほしい。うちのナイツはリアラにお父さんと同じように接してもその好意が得られないと気づいたときからヤンデレになりました。まあいつも描いてるのはそこすっとばして、すでにLOVELOVEになってる状態なのですが…(ダメだ)。ですので、そこはなるべく読み物のほうで消化したいと思います。消化します。














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